いつまでもカラーリングを楽しむために!
2016. 11/11. Fri ヒラノ お店のこと, 日々のこと最近、カラーリングによる頭皮トラブルで皮膚科を受診している方が激増しているというニュースを見ました。
その中でも、カラーリングでの重篤なアレルギーを発症した人もかなり増えているそうです。
お客様からも、知り合いの方が、「カラーでかぶれて一生カラーリングが出来なくなった」など、「長い間カラーをしてきた」または、「頻繁にカラーを繰り返している」「ホームカラーの乱用」などで、頭皮が悲鳴を上げ続け、ついにアレルギーを発症してしまったケースをよく聞きます。
年齢を重ね、乾燥が進む頭皮に、頻繁にカラーリングをする・・・想像するだけで、怖いなって思います。
さて、今回はカラーリングの恐ろしさについてまとめました。
「カラーによるかぶれとは・・・」
頭皮・髪の生え際・まぶた・額・耳後ろ・首筋など、ヘアカラーの薬液が直接接触したところや、洗髪時のすすぎ液が接触したことろに、痒み・腫れ・赤味・ブツブツなどの症状が出ます。
かぶれには「刺激性接触皮膚炎」と「アレルギー性接触皮膚炎」分類されます。
刺激性・・・の場合は、刺激物質が皮膚に接触したときに、皮膚の細胞が刺激を受けることで生じる皮膚炎のことです。もともと皮膚が敏感な方や、皮膚バリアに障害がある方に起こりやすい皮膚炎です。
アレルギー性・・・の場合は、染毛6時間後~半日後くらいからかゆみを感じ、その後にかゆみ・赤味・腫れ・ブツブツなどの皮膚炎症状が出始め、染毛48時間後に最も症状がひどくなります。さらに症状がひどいと、顔全体が腫れる、頭皮から滲出液が出たりします。さらに、ヘアカラーを使用し続けると、重いアレルギー症状(全身じんましん、呼吸困難、血圧低下など)がおこることがあり、大変危険です。(参考:日本ヘアカラー工業会資料)
以上のようなかぶれが出てしまった場合、二度とヘアカラーはできなくなります。
実際にヘアカラーができなくなり、ヘアマニキュアやカラートリートメントにしている方もいらっしゃいますが、根元からきれいに染まらない(マニキュア)色味がきれいではない。といった声も聞かれます。
そこで、コミューンがおススメしたいのが、
「カラー剤から頭皮を保護するクリームと、カラー剤を根元からしっかり除去するクレンジングがセットになった
カラースパ(¥1000)」でしっかり頭皮をいたわり、
さらに、
「頭皮に出来るだけカラー剤をつけずに、根元ギリギリから塗布するテクニック『ゼロテク』
を合わせたヘアカラー方法です。
カラーリングで、一度アレルギーを発症した方は、カラーは二度とできませんが、頭皮が敏感な方が、できるだけ長く快適にカラーを楽しめるための予防策として!!ぜひ一度お試しくさい。
京都四条烏丸にある大人のための美容室 – commune –