老いた母に久しぶりに会って。
2021. 04/17. Sat ヒラノ 日々のことこんにちは、ヒラノです。先日1年以上ぶりに実家に帰ってきました。
8年前に父が亡くなり、それ以来一人でくらしています。
母も嫌がるので私もコロナ禍で帰るのを控えていましたが、一人で大丈夫と気丈に振る舞いつつ、少し寂しかったのか、嬉しそうに迎えてくれました。
ひさしぶりに、会った母の第一印象は・・・
(どしたん?その頭。。。)
聞くと、コロナで美容室に行かなくなったそう。自分で髪を染めていて、染まってないし、カットは買い物ついでに、早く切ってくれるところで、切ってもらってると。。。
「そんなん、言うてよ~」というと
「あんたも忙しいのに、悪いし。別に誰にも会わないし、大丈夫」
娘美容師やのに。。。悲しくなりました。
あまりに、むらむらなので、母が買ってあった市販の泡カラーで染めることに。
泡カラーは、根元だけを染めるには、非常に難しく、はけもないので、指で泡を根元に叩き込むのに、苦労しました(^^;
我ながら、きれいに染まったな~と満足。次はちゃんとカラー剤もハサミも持参しようと思います。
さらに、多趣味だった母は、ほとんど出歩くころもなくなり、あまり長時間歩くことができず、ほとんど車移動。
足を見ると、むくみなのか、パンパンに皮が張っていて、足首もないくらい。
わたしがマッサージすると、痛いらしく「お母さん、こんなんなったらあかんで!自分でも動かして、ちょっとは歩かないと!!」つい説教してしまいました。
この日は夜中何度もトイレに行くので、すこしはむくみが取れたかなっと思っています。
昔から、我慢強く頑張り屋さんの母でしが、人と会う機会が減り、自分を手入れするモチベーションが維持できなくなっているのでしょう。
「元気だから大丈夫」そんな母の強がりを鵜呑みにせず、白髪が気になるころには、私が染めに帰ろう・・・そうすることで、私も安心できるし、そして母も「あのこうるさいから、ちゃんとしなきゃっ」て思ってくれたらいいなと思いました。
communeにも、母くらいのお客様がたくさん来られています。
みなさまのその綺麗になりたい気力と、行動力には、本当に頭が下がります。
そして、帰るときには、「近所で済ませようかと思うけど、きれいになると、来てよかったなあって思うわあ」と嬉しい言葉を言ってくださいます。
「また来よう」その思いがモチベーションアップにつながっているとしたら、
こんなに嬉しいことはないです。
「